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「富山県 太陽光 補助金」で探しても、たぶん見つかりません。
富山県が令和8年度にやっているのは補助金ではなく、キャッシュレスポイントの交付だからです。制度の名前は「とやま省エネ家電購入応援キャンペーン第4弾」。エアコンや冷蔵庫と同じ枠に、太陽光発電設備が入っています。
そしてもらえるのはPayPayポイントやdポイントです。
太陽光は50,000円分。地域協力店なら2倍
| 品目 | 条件 | ポイント等の交付額 |
|---|---|---|
| 太陽光発電設備 | 2kW以上(ほか要件あり) | 50,000円分 |
| 高効率給湯器(エコキュート・エコジョーズ) | ★3以上 | 30,000円分 |
| エアコン | 規格は問わない/★3以上 | 10,000円分 |
| 冷蔵庫 | 51〜450L:★3以上(省エネ基準達成率100%以上) 451L〜:★4以上(同) |
10,000円分 |
| LED照明器具 | シーリング・ペンダントタイプ ★4以上 | 1,000円分 |
(※)地域協力店(県内に本社を有する等の条件を満たした店舗)で購入した場合、ポイント交付額を2倍とします。
当サイトの計算では、太陽光は最大10万円分になります。どこで買うかで額が変わる、という設計です。
業者選びが、そのまま受け取る額を決めます。県内に本社がある店かどうかを、見積もりの段階で確認してください(当サイトの整理です)。
業者選びの判断材料は 太陽光の業者はどう選ぶか にまとめています。
蓄電池は対象に入っていない
対象品目に蓄電池はありません。エアコン・冷蔵庫・LED照明・高効率給湯器・ハイブリッド給湯機・家庭用燃料電池・太陽光発電設備の7つです。
蓄電池を検討しているなら、市町村の制度や国の制度を確認してください。国の制度の現状は 太陽光・蓄電池の補助金は今どうなっている?国の制度は終了【2026年8月時点】 にまとめています。
自家消費30%は「努めること」
太陽光の要件です。
・商用化され、導入実績があるものであること。
・購入者である個人が設備の所有権を有すること。
・電気事業法第2条第1項第5号に定める接続供給(自己託送)を行わないものであること。
・発電する電力量のうち、自家消費する電力量の割合が30%以上となるように努めること。
ここが他県と決定的に違います。
「努めること」は努力義務です。三重県・兵庫県・栃木県・群馬県は「30%以上を自家消費すること」と書いており、これは必須の要件です(→ 三重県の記事)。
そして富山県のページには、FIT・FIPの認定についての条件が書かれていません。
原資が違うからだと考えられます。富山県のキャンペーンは国(内閣府)の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用しています。一方、FIT不可の条件が付く県は環境省の「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」を原資としています(当サイトの整理です)。
ただし、これは県が説明したものではありません。また「FITの条件がない」は、ページに記載がないことを確認しただけです。必ずキャンペーン専用ホームページと事務局で確認してください。
売電価格の設計は 太陽光の売電価格2026年度|24円は4年だけ、5年目から8.3円 にまとめています。
「購入者である個人が設備の所有権を有すること」
この一行があるため、リースやPPAでの導入は想定されていないと読めます。初期費用0円の提案を受けている場合は、事務局に確認してください。
補助金を使うには、まず見積もりから
補助金の対象になるかどうかは、設置する設備と工事の内容で決まります。まず見積もりを取らないと、いくら補助が出るかも確定しません。
広告。申し込みは各社の公式サイトで行われます。
手続きが他県と違う
補助金の申請書ではありません。買い物のレシートで申請する形です。
- キャンペーンの参加店舗で対象の設備を購入する
- 店舗からキャンペーンチケットを受け取る
- 県内の自宅に設置した後、チケットに記載の二次元バーコード又はURLから申請する
- 事務局の審査を経て、ポイント等交換URLの案内メールが届く
- 交換URLから希望のキャッシュレスポイント等を選ぶ
申請にはレシートや保証書等の写真が必要です。
参加店舗の募集は令和8年5月31日で終了しています。つまり参加店舗でない業者から買うと、対象になりません。設備の話をする前に、その業者が参加店舗かを確認してください。
交換できるポイント
PayPayポイント/Pontaポイント/WAONポイント/楽天Edyポイント/nanacoギフト/dポイント/とやま省エネポイント(TOYAMA ONE Wallet)/QUOカードPay/富山県産品ギフトカード「トヤマカード」/JTBナイスギフトカード(LED照明器具購入者のみ選択可)
期間
令和8年5月25日〜令和8年12月25日。期間中に購入・設置したものが対象です。
(※)上記期間に関わらず、予算上限に達した時点で受付を終了します。その場合は、キャンペーン専用ホームページ等で受付終了日をお知らせします。
「購入」だけでなく「設置」も期間内である必要があります。12月に契約して工事が年明けになると、間に合いません。
富山県で進めるときの順番
ここから先は当サイトの整理で、公的な基準ではありません。
- 「補助金」ではなく「キャンペーン」を探す。制度名に補助金が入っていない
- その業者が参加店舗か確認する。参加店舗でなければ対象外
- 地域協力店かどうか確認する。県内に本社があればポイントが2倍
- 12月25日までに設置まで終わるスケジュールにする
- 蓄電池は別で探す。このキャンペーンの対象品目に入っていない
見積もりを比べられる形で集める手順は 太陽光の見積もりガイド に、蓄電池の見積もりは 蓄電池の見積もりの取り方 にまとめています。
まとめ
- 富山県は補助金ではなくキャッシュレスポイント。制度名は「とやま省エネ家電購入応援キャンペーン第4弾」
- 太陽光発電設備は2kW以上で50,000円分。PayPay・dポイントなどから選ぶ
- 地域協力店で購入すると2倍。当サイト計算で最大10万円分
- 蓄電池は対象品目にない
- 自家消費30%は「努めること」=努力義務。他県は必須の要件
- FIT・FIPについての条件がページに書かれていない
- 「購入者である個人が設備の所有権を有すること」とあり、リース・PPAは想定されていないと読める
- 期間は令和8年5月25日〜12月25日。購入だけでなく設置も期間内
- 参加店舗の募集は5月31日で終了。参加店舗でない業者から買うと対象外
複数社の見積もりで総額を比べる
補助額は数万円から数十万円ですが、設備の見積もりは会社によって数十万円の差が出ることがあります。補助金を使う前提で、複数社の見積もりを比べてください。
広告。申し込みは各社の公式サイトで行われます。
富山県の条件が他県と比べてどうかは、47都道府県の補助金を全部調べたで横断して整理しています。
この記事の情報について
以下を2026年8月7日に富山県の公式サイトで直接確認したものです。引用は原文のままです。
- 富山県「とやま省エネ家電購入応援キャンペーン第4弾」(2026年6月11日更新)
確認していない範囲:
- キャンペーン専用ホームページは確認していません。参加店舗の一覧、地域協力店の条件、細かい要件はそちらにあります。必ず確認してください
- 令和7年度の「再生可能エネルギー導入促進補助金」のページ本文
- 令和8年度に、このキャンペーンとは別に補助金があるかどうかは確認していません
- 市町村の補助制度
- FIT・FIPについての条件は「ページに記載がない」ことを確認したものです。制度上も条件がない、と確認したわけではありません
「地域協力店なら最大10万円分」の計算、原資の違いについての整理、「進めるときの順番」は当サイトによるものです。県が説明したものではありません。
制度は年度途中でも変わります。買う前に必ず最新の公式ページとキャンペーン事務局に確認してください。
この記事は公開情報を整理したものです。当サイトが実際に富山県で太陽光発電や蓄電池を設置した立場で書いたものではありません。
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