給湯省エネ2026はいつまで?予算消化率は毎日公表されている

補助金

補助金の記事の多くは「早めの申請を」で終わります。給湯省エネ2026事業については、そう書く必要がありません。予算の残りが毎日公表されているからです。2026年9月6日0時時点で42%。数字を自分で見れば、急ぐべきかどうかは判断できます。

公式サイトが毎日出している

給湯省エネ2026事業の公式サイトには、予算に対する申請額の割合が掲載されています。

予算に対する補助金申請額※の割合(概算値)42% 2026年9月6日0時時点

更新の頻度も書かれています。

※公表は毎日午前0時時点の情報を当日午前中に行います。

この42%が何を数えた数字なのかも、注記に定義があります。

※交付申請および交付申請の予約が提出された総額(審査中のものも含む)。なお、審査等により却下または取り下げされたものは含みません。

審査中のものも含む点が大事です。交付が決まった額ではなく、出された額の合計です。却下されれば戻るので、実際の消化はこれより少なくなる可能性があります。

4つの事業で消化のペースが違う

住宅省エネ2026キャンペーンは4つの事業でできています。同じ日付でも、進み方が大きく違います。

予算に対する補助金申請額の割合(概算値)。住宅省エネ2026キャンペーン公式サイト、2026年9月5日時点
事業 予算 割合
みらいエコ住宅2026事業(リフォーム) 300億円 5%
先進的窓リノベ2026事業 1,125億円 21%
給湯省エネ2026事業(新築を含む) 570億円 42%
 うち撤去加算の枠 36億円 21%
賃貸集合給湯省エネ2026事業 35億円 40%
新築 GX志向型住宅(第2期) 750億円 55%
新築 長期優良住宅・ZEH水準住宅(第2期) 1,450億円 28%

給湯省エネが42%で、窓リノベが21%。給湯のほうが倍のペースで進んでいます。撤去加算は別枠の36億円で、こちらは21%です。撤去加算の条件は撤去加算の記事にまとめました。

月ごとの実額も出ている

割合とは別に、月別の件数と金額の表も公表されています。

給湯省エネ2026事業 月別交付申請(予約を含む)状況[単月]。公式サイトより、更新日2026年8月10日
月 交付申請件数 交付申請金額
2026年04月 54,822件 47億8,360万円
2026年05月 56,977件 49億8,867万円
2026年06月 48,254件 42億6,629万円
2026年07月 44,075件 39億6,335万円
累計 204,128件 180億191万円

4月から7月にかけて、件数も金額も少しずつ下がっています。

ここで注意が要ります。この表と42%は時点が違います。表は7月末までの累計で更新日が2026年8月10日、42%は2026年9月6日0時時点です。180億円÷570億円を計算しても42%にはなりません。2つの数字を割り算しないでください。

残りを自分で見積もる

ここから先はこのサイトの計算で、公的な見通しではありません。

予算570億円のうち42%が使われているとすると、残りは約330億円です。直近である7月の単月が39億6,335万円なので、このペースが続くと仮定すれば、残りは8か月ほどもつ計算になります。9月から数えると2027年の春まで届くことになります。

一方、日付の期限はこう定められています。

交付申請期間 申請受付開始~予算上限に達するまで(遅くとも2026年12月31日まで)
交付申請の予約期間 申請受付開始~予算上限に達するまで(遅くとも2026年11月16日まで)

単純に並べると、予算より先に日付が来る見込みになります。ただしこれは月ごとのペースが変わらないと仮定した場合の話です。締切が近づくと申請が集中する可能性があり、その場合は前倒しで終わります。この計算は目安として使ってください。

期限は2段階であることに注意

予約の期限(11月16日)と、申請の期限(12月31日)が別に設定されています。公式サイトの説明では、受付の終了は予算上限で決まります。

各事業の予算ごとに、それぞれ補助金申請額※1が予算上限(100%)に達し次第、交付申請(予約含む)の受付を終了します。

工事の完了が年末に近い場合、予約を先に押さえておく形になります。ただし予約も予算枠を消費するので、予約が積み上がれば残りは減ります。制度全体の流れは給湯省エネ2026事業の記事に整理しました。

数字の見方(このサイトの整理)

  1. 公式サイトの割合を見る。毎日更新されているので、記事の数字ではなく当日の数字を使う
  2. 使いたい枠がどれかを確かめる。給湯本体と撤去加算は別の枠で、進み方も違います
  3. 月別の表と割合は時点が違う。両方を混ぜて計算しない
  4. 「審査中を含む」数字であることを踏まえる。却下されたぶんは戻ります
  5. 工事の時期から逆算する。予約の期限のほうが1か月半早く来ます

機器の要件はエコキュートの補助金の記事、対象外になる条件は施主支給の記事とJ-クレジットの記事にあります。太陽光と蓄電池の補助制度の状況は補助金の全国一覧にまとめています。

まとめ

  • 給湯省エネ2026事業の予算消化率は42%(2026年9月6日0時時点)。公式サイトが毎日公表している
  • この数字は交付申請と予約の総額で、審査中のものを含む
  • 4事業で進み方が違う。窓リノベ21%に対し給湯は42%
  • 撤去加算は36億円の別枠で21%。本体より先に終わる可能性がある
  • 月別の表(7月末まで累計180億191万円)と割合は時点が違う。割り算してはいけない
  • 7月の単月ペースが続くと仮定すると、予算より先に日付の期限が来る計算になる(このサイトの計算)

「早めに」ではなく、当日の数字で判断できる制度です。公式サイトの割合を見てから動いてください。

この記事の情報について

出典は、給湯省エネ2026事業 公式サイトの「予算に対する補助金申請額の割合」(割合、注記の定義、月別の件数と金額)、住宅省エネ2026キャンペーン公式サイト(4事業の割合、予算、受付期間)です。いずれも公式サイトのページを直接取得して確認しました。確認日は2026年9月6日です。割合は毎日更新されるため、本記事に掲載した数値は確認時点のものです。残りの期間の見積もりはこのサイトの計算であり、公的な見通しではありません。当サイトは施工・販売を行っておらず、記載は公表資料の読み取りです。

確認していない範囲: 実際にいつ予算上限に達するかは確認できません。8月以降の月別実績は公表待ちのため確認していません。申請の却下率、審査にかかる期間、予約と本申請の内訳、締切前に申請が集中するかどうかの過去の傾向、前年度(給湯省エネ2025事業)の消化の推移も確認していません。